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カテゴリー「Windows10」の55件の記事

2020年2月21日 (金)

メールとウェブ作業用に一体型デスクトップパソコン TOSHIBA REGZA D712に Linux Mintをインストールしてメインマシンに!?

ひさびさにパソコン仲間のおっさんから連絡があり、「もう今後はWindowsではなくLinuxをメインで使うことにしたよ、そんでいまま使っているWin7パソコンに入れたいんだけど、どのLinuxがいいのか」とのことであります。

 

以前にもLinuxを使いたいとかで依頼があったのを思い出して自分のブログに書いた記事で、そのおっさんにいろいろ伝授したのは2015年から2016年あたりです。
んで、その後使ってたLinux機はと聞くと、ファイルサーバーとしてたまに使ってましたとのこと。
ならばそのままそれにすればいいんじゃん。以前のインストールディスクで入れてバージョンアップするといいよと伝えると、ディスクが見当たらんからまた送ってときたもんだ!!

へいへい、しゃーないですので今度入れるパソコンのスペックを確認して、最近のLinux Mint-MATE 19.3の64ビットをDVDに焼いて送りました。まあどうせ使うのはメールとブラウザ辺りだろうからひととおりそのへんのソフトも入っちゃうし問題ないだろう。

ブラウザはFirefoxが自動で入るし、メールはサンダーバードが入ってるし、オフィス系はもともと入ってくるLibreがあるからそこまで揃えばそのおっさんにはもう充分です。
そして今まで一番やっかいだったプリンタの接続も、大手メーカーもドライバを揃えてくれてるのでほぼ問題ないです。


そんでもってわたしもそろそろ本気でメインマシンをどうするか考えなくちゃね。
原因はあのおせっかいでゴリ押し満載のWin10のせいでありますが、あのアップデートで予期せぬ時に使えなくなったり時間がかかったり、さらに個人設定が戻ったりするし、MS系のログインをしろしろというのはもうけっこうであります。

現在のパソコン環境は、仕事用のマシンはしかたがなくWin10にして主にメールやウェブ仕事用にして、サブで以前のメイン機のWin7を置いてあります。そしてそろそろホントにメイン機をLinuxへ切り替えることにしました。

まずは現在自分のメインで使うパソコンでの用途とは何なのか整理してみると、

*メールの送受信。
*ホームページ制作、現在はほぼワードプレス、一部はまだドリームウィーバー。
*ブラウザで各種情報の検索と顧客のページをモニタしたりする確認作業。
*FTPソフトで各種サーバー管理。
*エクセル・ワード・ポワポとイラレにフォトショを少々使う。
*ブログを書くときのテキストエディタを使用する。

こんな感じでした。よく考えたらドリームウィーバーとイラレとフォトショ以外はほぼ Linuxでも事足りるわな。
エクセル・ワードは互換のソフトがあるし、メールはスマホでも見れるし検索もスマホで探すほうが多いですしね。

 

なので以下で使おうかと、

メイン機(デスクトップ) → Linux Mint

サブ機 (デスクトップ) → Windows 7 ※もとメイン機、ドリームウィーバーとエクセルやイラレ用

サード機 (15インチノートパソコン)→ Win10

さらに持ち運び用11インチノートパソコンにWin10とデュアルブートでLinux Mintを入れます。これはWin10は顧客訪問時の動作確認用と、Linuxでブラウザを使う作業に使います。

そこで切り替え移行期間のテストとして、まずは以前顧客から頂いて整備した一体型のTOSHIBA REGZA D712 にLinuxを入れてみます。
こいつは以前整備してWin10を入れてみたが、CPUがセレロンタイプでややもたつくのでなおさらLinuxが丁度いいかもしれませんな。

TOSHIBA REGZA D712 にWin10を入れて整備してみた 

そして入れるLinux Mintは今回はCinnamon バージョンにしました。こいつはMateよりは幾分重めらしいが大した差はなそうで、見た目がややきれいらしいので使ってみたかったエディションです。

まずはMintのサイトへ行って、アジアの台湾サイトからダウンロードします。
その後ダウンロードしたisoイメージをDVDに焼いてからREGZA へインストールします。

DVDから立ち上げてそのまますすめてインストールが終わってから初期設定をおこない、足らないソフトを順に入れます。まあでも最近のLinux系はもうすでにいろいろソフトも一緒に入るので昔ほど面倒が無いですな。

あとはグーグルクロームとFTPソフトのFilezillaとテキストエディタのKateを入れればもう万全です!?

後は印刷用にプリンタの接続ですが、これも昨今は各メーカーのプリンタも対応しているので簡単です。ブラザーは早くから対応してくれていたしキヤノンも最近はメーカーサイトにドライバがあります。手持ちのエプソンプリンタはLinuxでドライバがあり機種名を選べば設定できました。

↓ インストール後のCinnamon デスクトップ、他バージョンよりメニューがやや大きい!

Mint480

さあこれで REGZAに自分のお試し作業環境ができたので、あとは使いながら不具合なければLinux Mintをデスクトップパソコンに入れてメインとして切り替える予定です。

 

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2020年2月 6日 (木)

Windows 10 アップグレード依頼が殺到しててんてこ舞いでした!?

いまこれを書いているのは2020年2月2日であります。
Windows 7のサポートが終わったのが1月14日で、その後のWindows 10 アップグレード依頼が殺到し、もうてんてこ舞いであります。

 

その1月14日前後にテレビやウェブなどで「早めにWindows10にしましょう」と出ていたようで、その後の問い合わせやアップグレードの依頼がすごかったです。

数えてみるとお預かりや出張でWindows10へアップグレードしたものは約25台ほど、一時は作業部屋に常時3台ほど常に預かっていてほぼ毎日作業を行っていました。

また、お客様自身でアップグレードしてうまく行かなかったものも数件あり、そうなると対処が難しくて難儀です。そんなものもなんとかWin10で使えるようにしました。会社系の場合はできれば買い替えをお願いしてありますよ。
そんでもって古いパソコンを引き取ったりしたので、さらに事務所に山積みだったりして...じゃまだぁということで先日まとめてリサイクルへ送りましたけど。

そして、いろいろアップグレードするとこうなります。

↓ 入れ替えたハードディスク!

Hd250350

ほとんどがSSDへの換装と、ヘタっているものなど交換して取り出したディスク達、この後に専用ソフトでユーザーデータを抹消します。

もちろんそのままどっかに売り飛ばすなんてことはしませんよ。

そしてブログはもとよりウェブ制作仕事の方も滞る状態でしたので、ようやく2月に入ってそんな依頼も落ち着いてきましたのでブログ再開です。

※その後、依頼殺到の第二波が!
「まだWin10にできますか」とか続けて入りました、どうやらサイトでの確定申告がWin7だとできないとか!?

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2020年1月15日 (水)

SONY時代の元 VISTAの赤い VAIO VGN-CS62をWindows10へバージョンアップしました

今回は一般家庭の顧客よりWin7パソコンが2台あるが、アップグレードしてWin10では使えないでしょうかとの依頼です。
まあとにかく伺って診断後にアップグレードを検討します。

その2台はどちらもノートパソコンで、1台は富士通 FMV NB50Sという元XP機種でWin7にしてもらったものとか、さすがにこのタイプはもう激遅だしハードディスクもIDEタイプだしメモリも2GBまでとかでWin10へはできなくはないがほぼ無理でありますな。

そしてもう一台が VAIO VGN-CS62で、この機種は2009年発売のVISTA時代のものでWin7にして使っていたおしゃれな赤いカラーデザインのものです。

↓ 左がVAIO、右はFMVです!

2pc6000

スペックは、

Core 2 Duo P8600 2.4GHz
液晶 14.1 インチ
メモリ DDR2 PC2-6400 4GB
ハードディスク SATA 320GB
Windows Vista Home Premium

というものです。
まあこれならSSDにすればWin10で使えるでしょう。

ということでVAIOだけアップグレードにすることにしました。もともとFMVのほうはあまりに遅いので使ってなかったそうでせいぜい年賀状ソフトを使っていただけとのこと。
そしてオーナーよりFMVの住所録データだけ取り出してVAIOの方に入れてほしいとのこと。
なのでどちらもお預かりしての作業です。

持ち帰りまずその2台からデータを取り出します、どちらも遅いだけで動作に不具合はなく、時間がかかるがデータを取り出します。特にVAIOの方は音楽ファイルがどっさりと多少のエクセルとワードファイルがありました。メールはまったく使って無いそうでたまにプロバイダのOCNのWebメールで確認していたとのこと。今回はWin10にしたあとにサンダーバードでメール設定を入れることにします。

 

データ取り出しのあとはVAIOのシステムをクローンします。いつものクローンツールでまるごと240GBのSSDにクローンして、その後ディスクを入れ替えます。Win10で引っかかりそうなソフトを削除してからその後にアップグレードを行います。最近たまに引っかかるバージョン19.03ではなく18.09のインストールディスクで行います。どのみちアップデートでほっておけば最新になりますし。

↓ 各バージョンで作ってあるWin10インストールディスク、右下はお試し版

W10dvd

 

無事30分ほどで終わりWin10になりました。
あとはオーナーがログインして使っているグーグルクロームを入れてメインブラウザにし、アドビのPDFリーダーと、使っていたDVDソフトとオフィス2010を入れ直します。デバイスマネージャであたっていないドライバはFeliCaとマジックゲートだけで、そのへんはまったく使っていないので問題なしです。動きはというとサクサクで快適な動作です。

次にFMVの筆王の住所録を移します。調べると年賀状用の住所が200件ほど入っていたので、一旦CSVファイルとして取り出してから、Win10に新しい筆ぐるめをインストールして、「他ソフトからの取り込み」でそのファイルを読み込んで保存します。

あとは伺ったときにメール設定をサンダーバードに入れました。3年以上もメールソフトで受信してなかったそうでメールニュースや迷惑メールなどが5000通ほど受信していました。

その後プリンタをつないで設定しますが、かなり古いキヤノンのiP7500というプリンタで、なんとメーカーサイトにWin10のドライバが見当たりません。まあそういうときはドライバを入れずにUSBをつなげてプリンタ電源をいれれば自動で認識しドライバがあたります。無事認識して印刷設定もできるしプリント結果も問題ありませんでした。

これでデータもすべて移してVAIOがWindows10で使えるようになりました。
FMVのほうは引き取ってリサイクル行きとします。

 

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2020年1月 9日 (木)

5年ほど起動してないレッツノートCF-W8をゲット、なんとか動いてWin10をインストールしてみた!

2019年の12月にホームページの打ち合わせで伺った会社の顧客の社長より、「使えないXPのノートパソコンあるので処分してください」とお願いされました。

はい、使えないとは故障していますかと聞くと、起動するとなんかエラーが出るのでそのままでもう5年ほど動かしてないから、ほんとにもうダメかもしれないとのこと。では、もし直して使えたら使っていいかと伝えてからいただいてきました。

機種は2008年頃発売のパナソニック レッツノートCF-W8でVISTAモデルをXPにダウングレードしたものです。当時の価格は25万前後という堅牢性能で現場系ならこれしか無いという高性能で高価格なモデルであります。外観はホコリを払うとまあきれいでボディの凹みが1箇所と右Altキーがありません。

↓ ゼロハリバートンっぽいデザイン、左側にヘコミひとつありです!

Cfw8001

さて一緒にいただいてきたACアダプタをつないで電源を入れてみます。
するとなんなく普通に立ち上がってXPのログイン画面になりました。
ログインパスワードが掛かっているので例のパスリセットソフトで解除します。

再起動すると今度は普通にXPのデスクトップが出ました。そのまま様子を見ると「エラーが出ましたのでエクスプローラを終了します」と出てそのまま固まりました。うーんこのことか、たぶんハードディスクエラーかシステムファイルエラーですな。

ちなみにスペックは、CPUはC2D U9300でハードディスクはSATA 120GB、メモリは最大の3GBでした。
なのでイッちゃってる2.5インチハードディスクを、手持ちの160GBのものに入れ替えてWin10を試すことにします。
なお、メモリがやや少ないので32ビットのお試し版を入れてみます。

裏面のバッテリーとカバーを外してハードディスクを入れ替えます。
堅牢なボディタイプなのでハードディスク部分は分厚い柔らかなクッションのカバーが付いてます。

↓ ハードディスクを取り出したところ、黒いのが分厚いHDクッションカバー!

Cfw8003

HD交換後にBIOSでDVDブートに変更してから、Win10システムDVDから立ち上げてインストールを進めます。
インストールが終わったら不足しているドライバが自動で入るのを待ちます。そのままにしていると画面がチラチラしてビデオドライバもはいったしく、その後デバイスマネージャーを確認するとドライバはすべてあたっていました。

↓ Win10で起動したところ、液晶右がやや暗い!

Cfw8002

さて、動きはといえばあの激重OSのVISTA時代のモデルなので、まあWin10ではサクサクではないがぎりぎりの動きですかね。もし正式に使うならSSDに交換したほうがいいですな。

そしてキーボードのキーのない右Altキーは、頻繁に使うものではないのでそのままでもいいが、みっともないので廃棄予定のパソコンから近いものを取り外して取り付けておきました。

↓ 若干色が違うが、まあいいか...!?

Cfw8004

そして新品なら10時間は持つというバッテリーは流石にヘタリが出ているが、それでもいまだ3時間30分は使える様子です。また、液晶の右端がやや暗いようですわ。

ということで外装クリーニングとハードディスクだけ交換で直ってWindows 10で動きました。
これはしばらくWin10で試してみてからどうするか考えます、キーボードも交換するなら手に入るようだけど、ほぼ使わない右Altキーが一つだけなのでこのままでいいとします。

 

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2019年11月28日 (木)

パソコンの入れ替えで故障したDELL Vostro 270Sをゲット、それを修理してWin10へリフォームしました!?

今回の依頼は、今まで使っていたパソコンが壊れたので、新しいパソコンの初期設定とデータを移行してほしいとのご連絡であります。
個人の方ですが色々とパソコンを使うのに急ぐことがあるのですぐ来てほしいとのこと。なのでご連絡いただいた翌日の午前中に緊急でお伺いしました。

まずは壊れたWindows 7パソコンを確認します、すると起動までは進むけどすぐにブルー画面になります。
どうやらパーツ故障でハードディスクかメモリあたりの症状ですな。直せば直るかもしれないがもう新しいパソコンを手配して届いていたので入れ替えてくださいとのこと。たしかに玄関にパソコンメーカーのダンボール箱がもう置いてありました。

しかしデータ移行といっても起動しなければ分解してハードディスクから直取りするかありません。
なので念の為セーフモードなら起動するかどうかやってみると、F8連打でなんとかセーフモード起動して、しかもブルー画面にもならない様子。そうするとハードディスクのシステムファイルエラーなのでしょうか。

そこで手持ちのUSBハードディスクへユーザーデータを取り出します。
大方データを取り出してから今度は入れ替えのあたらしいWin10機を接続してから初期設定などを行います。

そしてメールはLIVEメールをお使いだったが、今度の新しい方はWin10なのでサンダーバードを使うことにします。ちなみにいままでのメールはスマホにも届いているしいらないとかで、バックアップはせずにプロバイダ書類を確認しながらメールアカウントだけを設定します。
あとはプリンタとの接続設定を行い、約1時間半くらいでデータ入れ替え作業は無事終わりました。

そして古い方は直さないので引き取ってくれとのことで本体のみ頂いてきました。


その機種は DELL Vostro270Sというコンパクトタイプです。
発売時期は2013年でスペックはというと、

Pentium プロセッサー G2020
GPU インテル HD グラフィックス 2500
メモリ 2GB DDR3 1600MHz
ストレージ 500GB SATA HDD
DVDマルチドライブ

というスペックでシリーズでのロースペックのタイプです。
CPUがPentium G2020でメモリが2GBというのは遅めな感じですな。

↓ コンバクトデスクトップDELL Vostro270S

Vostro230s001  

Vostro230s003

さて次に修理して使えるようにします。
まず内部をあけて掃除です、ホコリも少なくエアダスターで軽く吹き飛ばしてきれいにします。
つぎにケースの外部がセロテープ後やなんだかコーヒーらしい液体の跡がたくさんあります。
なのでクリーナーやシールはがし液などを使ってゴシゴシときれいにします。

そしてダメらしいハードディスクを取り出して別のものを入れて動作確認するとします。
ところが現在3.5インチハードディスクの在庫の空きのものがないので、仕方なく手持ちの中から2.5インチの320GBがあったので、2.5インチ→3.5インチ変換アダプタを使って取り付けます。
次にメモリ容量が少ないのでやはり手持ちのおんなじ規格のDDR3-2GBを増設し合計4GBにします。

次にWindows10をインストールします。OSのプロダクトKEYは本体に貼ってあるWin7のものを入れます。

ところでこのところWin10を入れるときにバージョン19.03だと途中でシステムチェックのときに進まなくなるのが多発しています。なので少し前の18.09でやり直すとスムーズに進みます。その後にアップデートすればいいのだけど、あいかわらず最新ほどなんかしらトラブルが出るのはMS様の定番ですな。
ですので今回も最初からバージョン18.09のWin10インストールディスクから行うと、すんなり進んで無事Win10になりました。
ドライバも全てあたっているし動作もまあそれなりで普通に使えます。

ということでハードディスク交換とメモリ増設で無事Win10へアップグレードできました。
しかしこのVostro270Sもいまのところ使う予定はありませんがな。ひとまず整備済み在庫でキープしておきますけどね。

 

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2019年11月 5日 (火)

ひきとったパソコンをWin10アップグレードその2、HP COMPAQ 6005 Proという特異なタイプのミニデスクトップを直す!

このところの夏の終わりあたりから依頼殺到の、Windows10からの入れ替え設定で引き取ったパソコンのアップグレードのレポートその2であります。

はい、今回のモデルは HP COMPAQ 6005 Proという23インチモニタにメチャ小さな本体をモニタの背中におぶったような不思議なモデルであります。

そのパソコンを使っていた会社というか事務所は女性ばかりの小さな個人事務所で、主に経理系のソフトを使用していました。このパソコンはモニタも付いているデスクトップだけど、入れ替えたWin10はすべてノートパソコンにしたということで、1台だけあったデスクトップタイプをモニタも含め引き取ったものです。

そこで1台だけ引き取ったというのはこれだけエラーが出ていたらしく、「壊れているので引き取ってください」ということで喜んで持ち帰りました!?
ちなみに他のちゃんと動く2台は社員にあげるとのことでした。
まあ念の為「直してちゃんと動いたら使っていいですか」と許可を頂いておきます。

さて、こいつは2010年発売のhpビジネス用デスクトップタイプで、当時は大きいモニタにコンパクトな本体で省スペースなデスクトップという不思議な立ち位置のモデルです。
正面から見るとパソコン本体が見えず、モニタだけみたいでどこに本体があるの?というものです。

 

↓HP COMPAQ 6005 Pro背中に本体をおんぶしたような...

Hpq10001

Hpq10003

↓ 前面から見るとモニタしか見えません。

Hpq10002

 

さて、持ち帰り立ち上げてみると起動がかなり遅いながらなんとか立ち上がりました。
しかし動作チェックの途中で固まるしメチャ遅いしどうやらハードディスクのエラーありらしいです。

スペックはというと、

CPU : Athlon II X2 B24(3GHz)
チップセット : AMD 785G
メモリ : PC3-10600 2GB 
ハードディスク : 2.5インチ 160GB
ドライブ : DVDマルチ
本体サイズ :幅66×奥行き254×高さ251
重量 : 約3.1kg
OS : Windows 7 Pro 32bit

というものでした。
AMDのCPUはまずまずだけどメモリ2GBは少なすぎでハードディスクも160GBとネットブックパソコンなみの容量であります。

さっそく修理を開始します。

 

本体をモニタの後ろ側から取り外して内部を確認します。すると9年間分のホコリがドッサリで特にCPU前面の吸い込み部分が綿ボコリでほぼふさがっています。これじゃなんかしら不具合が出ますよね。
とにかくエアーダスタで積み重なったホコリを吹き飛ばして、次に細かいところは綿棒でクリーンにします。

↓ 掃除後のコンパクトな内部、ディスク系はワンタッチで取り外しできます。

Hpq10004Hpq10005

次に2GBと少ないメモリを増設します。
入っているものはDDR3-10600なので手持ちの2GBをいれて電源を入れてみるとピーピーとエラー音が出ました。

うーむ、もしかして規格が違ったのかと思って再確認しますがあってるし、低電圧タイプではないし違う2GBを入れても同じくピーピー音が!!
なのでもう一度メンテやり直しです。そういや日付もおかしいのでマザーボードのコイン電池CR-2032も交換します。

次にメモリスロットをじっくり確認するとホコリが挟まっていました。綿棒でホコリを取り接点復活スプレーを少し綿棒に浸してやさしくスロットを拭きます。その後もう一度メモリ2枚を差し込んで起動してみます。すると今度はエラー音も出ずに起動しました。
BIOS起動画面を見ていると無事4GBが認識されていました。ということは使ってないスロットがホコリとかでの接触不良だったらしいです。

そしてエラーっぽい2.5インチハードディスクを取り外して、手持ちの320GBの2.5インチに交換してそれにWin10をインストールすることにします。

ハードディスクを交換してからWin10を新規インストールします。本体にWin7Proのプロダクトシールが貼ってあるので、それをメモっておいてからフォーマットした320GBハードディスクを入れてインストールDVDから起動します。

途中でメモったプロダクトキーを入れてそのまま進めると、特に問題もなく無事Win10になりました。

モニタはというと非光沢の23ワイドタイプでもちろん不具合はありません。唯一気になるのは接続しているのがD-Subなのでデジタルケーブル接続にしたいところだけど、D-Sub以外はモニタにはDVIとディスプレイポートがあり本体にはディスプレイポートしかありません。手持ちでDisplayPortケーブルがないので仕方なくD-subのままつなぎました。

↓ バックパネル、まだ丸いマウスとキーボード端子もあります。

Hpq10006

 

さて、Windows10での動作はというと64ビットを入れたのでメモリも4GBで認識しており、SSDではなく2.5インチハードディスクだけど特にトロくもなく動作もまあ快適です。ドライバも全てあたっているしこのまま通常使用できますね。

ということでこの面白いデスクトップパソコンは、内部清掃とメモリ増設に不具合のハードディスク交換で、Win10にアップグレードして快適動作で使えましたよん!

 

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2019年11月 3日 (日)

ひきとった富士通 LIFEBOOK AH55ノートパソコンをWin10へアップグレード、しかしまたもBIOSで引っかかる!

サイト制作のお仕事を頂いている某東洋医学系診察所の院長からおみやげを頂きました。
仕事で伺うときに疲れが取れないとか話をしていると「ではこれを飲みなさい」と出されたものがこれであります。

 

↓ 宝力酒(ほうりきしゅ)という活力成分たっぷりのお酒であります。

 

Houriki00001

 

持ち帰って調べるとぬわんと1本5000円もするもので、その道の方(なんの道?)には必須なものらしいです。うーむ、成分を調べると「スッポン・マムシ・マカ・ルピナス・ヒバマタ...」だって!!

試したかって?
いいや怖くてまだ飲んでません!?

 

さて、今回は最近どっと増えた仕事の、サポート終了するWin7からWin10機への入れ替え依頼でひきとったWin7機をまたまたいじってみました。
機種は富士通のLIFEBOOK AH55/DCという2011年頃の多分ヨドバシカメラモデルです。

↓ Win10インストール中の画面。

Lbah55001

スペックは、
CPU Intel Core i5 M480 2.67 GHz
メモリ 8 GB ※4GBを増設
 HDD 500GB
画面サイズ  光沢 15.6 インチ
Blu-ray Disc ドライブ

というもので、メーカー公式サポートではWin10未対応とのことですが、そのままバージョンアップしてもスペック的には十分すぎるものです。入れ替えのときにデータを消してリカバリしてあるので、初期のWin7のまま動かしてもかなりな快適なスピードであります。

ちなみに依頼のあった事務所は3台のパソコンを一気に入れ替えてその中の一台を頂いたものです。
富士通好きな社長らしく新しいほうもすべて最新の富士通のSSDなノートパソコンでした。

持ち帰ってしばらくそのままでしたが、さすがに最近色々溜まってきたので先日約10台ほどを使えるものと廃棄とで整理しつつ整備し始めました。そのLIFEBOOK AH55はもちろん不具合はなく、メモリも増設して8GBもあるので一番Win10にしやすいと思ってアップグレードしてみました。

 

まずはWin10で使えないもとから入っている富士通ソフトやらを削除します。よく引っかかるSDカードドライバも削除します。そのまま起動した状態でアップグレードDVDから行います。

言われたとおり進めると最終時点で「失敗しました」となりました。うーむまたまた例のあの辺りだろうか。なので富士通やNECでよく引っかかるBIOSで「レガシーUSBサポートを使用しない」に変更します。

↓ 引っかかったときの画面、最後の最後で出ないでよ!

Lbah55002

BIOSで変更してからもう一度最初からアップグレードを行うと、今度は最後まで進んで無事Win10になりました。

しかし体感速度はというとCore i5の第1世代でそこそこなスピードのモバイル向けCPUなのと、SSDにもしないで数年使ったハードディスクそのままなのでややまったりとしてしまいました。


まあこのまま軽い作業なら使えるけど、どこかに常渡するならSSDへ入れ替え必須です。このところはよくある親戚筋からのおねだりも無いので、動画再生にぴったりな光沢液晶なので自分のDVDビデオ再生用にしておきますかね。

 

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2019年9月29日 (日)

Win7と8.1からのWindows10アップグレードの手順について

自分でやってみたいとの問い合わせがありましたので、こちらで行っているやり方を載せてみました、ご自分でWin10へのアップグレードを行う場合は参考にしてください。ただし機種や環境について違いがあったり失敗する場合もあります。

 

まずは事前にそのへんのネット情報を確認してくださいね。詳しくは「Windows10アップグレードに失敗しないための注意事項」とかでクグってみてください。先輩諸氏のサイトが色々あります。
そしてその辺を調べられるぐらいでないと行わないほうがいいので、面倒だとかわけわからない方は新しいWin10マシンをご購入くださいませ。

 

このやり方は動作しているWin7かWin8.1上からWindows10へアップグレードするというものです。
しかしトラブルが少ないのはまっさらな環境になる新規インストールですので、そちらでもいい方はそちらで行いましょう。

んで、なんのために動作しているWin7かWin8.1上から行うというと、「今まで使ってきたソフトやデータなどの環境をそのまま引き継ぎたい」ということに尽きます。

特に仕事用のパソコンはこれじやないと再構築が大変ですので...

 

さあて手順としては、

 

1.まずはパソコンの健康チェックでディスククリーン、エラーチェックを行う。

2.その後、新しいハードディスクかSSDに現状のOSのままクローンする。

3.クローンした新しいシステムディスクと入れ替える。

4.Win10で動かないソフトを削除する。

5.起動したままでWin10をアップグレードする。

という流れになります。

 

ディスクを交換するのは古いハードディスクがそろそろヘタっているかもしれないのと、SSDの場合はスピードアップも兼ねてます。

 

↓ 図にするとこんな感じ。

W10up

 

しかし、すんなりいかなくて難儀だったことはだいたい5回に1回ほどありました。

 

実際のトラブルの原因は、

*ディスクエラーあり

*Cドライブで圧縮ドライブ設定あり

*BIOSでUSBのレガシー有効の設定が引っかかった

*ビデオカードがWin10未対応

といったものでした。

 

しかしどうしてもわけのわからない原因で途中で止まりだめだった場合もあり、その場合はやむを得ず新しいディスクに新規インストールしてユーザーデータやらソフトを入れ直すという、散々格闘してから行うので一番やりたくない方法であります。

なので「すみません、できませんでした」ということは結果一度もなかったけど、もうそろそろやりたくなくなってきましたな、こりゃ!?

まあ、ご依頼の方はお早めにどうぞ。

※追記
問い合わせありなので、Win10のアップグレードシステムイメージはこちらからです。

→  MSのサイト   

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

自分で作れない方はご連絡くださいませ。

 

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2019年9月 4日 (水)

突然起動しなくなった業務用ノートパソコン、復帰が大変だったがなんとかよみがえりました!

2019年も9月に入ってようやく酷暑も和らいできました。うるさかった蝉の声も少なくなって秋の虫の声に変わってきたようです。

 

さてさて、毎年夏が終わるとパソコン修理がどっと増えてきます。まあ暑さも原因だけどやっぱ湿気でしょうかね。9月からぼちぼち増えて10月になるとどっと依頼があります。

今回の依頼は、Win10のノートパソコンが突然起動しなくなった、起動途中で修復画面が出てきますとのこと。
顧客はパソコン講師仲間のお得意様で、自営業の方であります。

ちょうどその講師と講習の打ち合わせしていたときに緊急連絡が入りました。その時間が夕方5時まえだったので「もしそのまますすめることができても時間がかかるので、ひとまずシャットダウンしてください」と伝えてから翌日の午前中に緊急出動しました。

患者は富士通のハイスペックノートパソコン Lifebook AH53で、i7とメモリ16GBにブルーレイドライブというもので、でも使用目的は事務用なので当然オーバースペックでありますな。

↓ 富士通LIFE BOOK AH53、右下はエラーの出たハードディスク。

Fmvah53002


早速診察を始めます。
電源スイッチを入れるとしばらくあのくるくるマークが出てからWin10のエラー時の「修復しますか」画面となります。そこでオーナーに、いままでこの画面は出ましたかと聞くと「見たことはない」とのこと。ただし最近動きが妙に遅くなったりする時があったするそうです。

うーむ、とするとシステムファイルかハードディスクの故障のどちらかですな。
その修復画面から進めて起動時エラー修復と回復コンソールもできず、さらにシステムイメージも作ってないのでその場では修復できません。なので再起動して自動的に出る起動時エラーチェックをかけます。しかしそれでも表示は同じでアカンでした。


オーナーに使用ソフトなどのしごと環境を確認すると、業務用の保険関係のソフトの使用がメインで後はメールくらいとのこと、ただし業務用ソフトが厄介で再インストールになるとメーカーに来てもらって設定してもらうのと、その費用も3万以上かかるとか。
なのでなんとかならないのでしょうかとおっしゃる。

うーむ、厳しい状況ですな。なのでお預かり入院ということで本体とACアダプタを受け取って戻ってきました。

 

さて、こうなると選択肢は2つです。なんとか起動するようにこのまま修復するか、新しいハードディスクを入れてすべて再インストールするかですな。
まずはハードディスクを取り出してからクリスタルディスクインフォで確認すると、みごとにイエローカードが出ました、はいハードディスクの物理的な故障であります。ただしレッドカードじゃないのでまだ見込みがありますな。

そこで外付けUSBアダプタのままエラーチェックをかけます。エラーが多いのかなんと約3時間もかかりました。
そして元のノートパソコンに戻して電源を入れてみるとようやくWin10が起動しました。ただしめっちゃ遅いですな。不具合部分を引きずって動いている感じでしょうか!?

↓ ハードディスクは裏のカバーを開ければすぐ取り出せます。

Fmvah53003

このままだとそのうちまた起動しなくなるので、新しいハードディスクに入れ替えることにします。まずはデータのバックアップを取ります。デスクトップとドキュメントフォルダのユーザーデータをコピーして、あとは業務用ソフトの作業データもコピーしておきます。

そしてから復帰用にシステムイメージを保存することにします。ところが進めた途中で「読み込めない部分がある」というエラーが出て保存できません。まだエラー部分があり読み込めできないようです。

 

つぎにクローンソフトでまるごとコピーできるかをやってみます。ちなみにエラーのあるディスクのクローンは同じ容量のディスクで行うほうがいいです。なので同じ1TBの2.5インチハードディスクを用意して行います。
まずは easeusでクローンするも途中でやはりエラーで止まります。2回試してみても同じでした。
つぎに同じくクローンツールで有名な aomeiを使います。こちらのほうが幾分使い勝手もいいし、いままでもクローンエラーも少ないみたいです。ところがこちらも2回行ってもダメでした。

うーん、どうするか。
いろいろやってみることにします。まずはCドライブのディスククリーンからシステムファイルクリーンですべてのチェックを入れて不要ファイルを消します。つぎにそのままエラーチェックを行います。Win10ではシステムドライブでも再起動せずできるので、そのまま30分ほどかけておこないます。そして「エラーはありません」と出たので終了です。

その後に再度 aomeiでクローンを行います。ターゲットはもちろん同じ容量の1TBハードディスクで、クローンおこなうと今度はエラーも出ずに進み、40分ほどで終了しました。

つぎにUSBで接続したそのままでクローンしたターゲットディスクの方をエラーチェックします。ここまでしなくてもいいかもしれんが、まあ念の為ですな。
そして、そのクローンしたほうをノートパソコンに入れ替えて電源を入れます。

すると今度はすぐに富士通マークが出た後にWin10が立ち上がり、ログイン画面となりました。
そのままいろいろ動作確認するも大丈夫で、やっと復活したのですぐにオーナーに連絡します。

「よかったです」とのことで早速オーナー事務所に届けます。そしてオーナーのバックアップ用の外付けハードディスクにシステムイメージを保存します。

これでバックアップデータとシステムイメージがあればまあ大丈夫だけど、業務用で持ち出ししないのならばできれば修理しやすいデスクトップタイプのほうがいいんですけどね。

 

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2019年8月 5日 (月)

モニターに何も映らない、原因はマザーボードの不具合でした

今は2019年の7月末ですが長かった梅雨がようやく終わり、ついに本格的な夏の気候になりました。
なので高温多湿の連日35度とかの猛暑に突入であります。なのでいきなり食欲がなくなってきて、もう毎日冷奴と素麺あたりでいいかもね!?

 

さて、今回の依頼は数年前にこちらで組んだパソコンがおかしくなったとかで、モニタに何も映らなくなりましたという緊急依頼であります。

そこは神奈川の某商店の事務所なんですが、数年前とはいつだったのかと調べると6年位に以前のメーカー製のパソコンからオリジナルデスクトップに入れ替えたものであります。

そこのオーナーからはひさびさの依頼だったので、どういうシステムなのか履歴を調べてからさっそく翌日に伺いました。
パソコンは事務用ですがそれなりの性能がほしいということで2012年頃としてはそこそこなスペックで組んだものです。

事務所に入ってさっそく診断すると電源を入れます。すると動作音はするものの画面に何も出ません。なので持っていったノートパソコンにD-subケーブルでモニタを繋ぐと表示されるのでモニタの不具合ではありません。

デスクトップ本体のサイドパネルを開けてみると各ファンは回っている状態なので、とすると原因はビデオカードなのでしょうか。

内部を調べているとマザーボードのコンデンサが2個ぷっくりしているのを発見しました。
うーむ、どうするかそのコンデンサの位置がPCI-Eスロットに近いので、もしかしてと思い一旦電源を切ってから差し込んであるGeForceを抜いてマザボのモニタ端子にケーブルを繋いで電源を入れると、ぬわんとモニタに起動画面が表示されました。つーことはマザーボードのコンデンサ不具合で拡張ビデオカードが動かないということか。

↓ 懐妊したコンデンサ2つ、PCI-Eスロットの近く。

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どうやらハードディスクは無事なので、対処はマザーボード交換となりますのでお預かり入院修理となりました。

 

ちなみにその事務所にはパソコンは2台あり、その壊れたパソコンには経理などのデータが有るのですがひとまずメールとネットが見れればいいそうなので、代替で持っていったスリムタイプパソコンにメール設定とブラウザのお気に入りを入れ、ドキュメントデータをコピーして臨時で使えるようにしておきます。そして本体だけ持ち帰ります。

さらにパーツの入れ替えついでにOSもいまだWin7だったのでWin10へ入れ替えることになりました。
そうするとマザーボードとCPUにメモリの必須3点セットにプラスしてSSDを増設してWindows10を入れ替えることにします。

オーナーに了承をいただき見積もりを出してパーツを手配します。
事務用なので性能はいまどきならビデオカード無しで適当なマザーボードとCPUもPentiumかi3くらいで十分です。

ハードディスクから入れ替えるSSDは、もともとが160GBだったし容量も足りているので256GBを選んで、もとのハードディスクはバックアップ用に使います。

パーツを手配して2日後に届いたので組み立て後にWindows10-64ビットを新規にインストールします。
アップグレードも考えたけどWin7が32ビットだったので今後のために新規にしました。
プロダクトキーはもともとのWin7キーを入れて進めたら無事認識されました。

あとは預かってきたOffice2010とタイムカードソフトを入れておきます。するとタイムカードソフトの「楽々勤怠」という管理ソフトがなんとWindows XP当時のものでインストールディスクを入れてもソフトが入りません。そこの社長に伝えると「うーん、タイムカードとセットで買わないとダメでしょうか」と困り顔です。

なのでメーカーサイトを調べるとなんとかWindows 7と8までなら64ビットの対応ソフトがダウンロードできました。Win10へインストールもできたので起動してみると使える模様です。ただし会社データなどの初期設定はやり直しとなりました。
すると社長が「買い直しだと4万ほどかかるので使えるならそれくらいやりますよ」とのことでした。

経理用の「弥生会計」は税理士さんが来てくれるそうなので大丈夫とか。

いやいやWindows10へのアップグレードは、いつもながらなにかと大変ですわ。

 

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