5年ほど起動してないレッツノートCF-W8をゲット、なんとか動いてWin10をインストールしてみた!
2019年の12月にホームページの打ち合わせで伺った会社の顧客の社長より、「使えないXPのノートパソコンあるので処分してください」とお願いされました。
はい、使えないとは故障していますかと聞くと、起動するとなんかエラーが出るのでそのままでもう5年ほど動かしてないから、ほんとにもうダメかもしれないとのこと。では、もし直して使えたら使っていいかと伝えてからいただいてきました。
機種は2008年頃発売のパナソニック レッツノートCF-W8でVISTAモデルをXPにダウングレードしたものです。当時の価格は25万前後という堅牢性能で現場系ならこれしか無いという高性能で高価格なモデルであります。外観はホコリを払うとまあきれいでボディの凹みが1箇所と右Altキーがありません。
↓ ゼロハリバートンっぽいデザイン、左側にヘコミひとつありです!
さて一緒にいただいてきたACアダプタをつないで電源を入れてみます。
するとなんなく普通に立ち上がってXPのログイン画面になりました。
ログインパスワードが掛かっているので例のパスリセットソフトで解除します。
再起動すると今度は普通にXPのデスクトップが出ました。そのまま様子を見ると「エラーが出ましたのでエクスプローラを終了します」と出てそのまま固まりました。うーんこのことか、たぶんハードディスクエラーかシステムファイルエラーですな。
ちなみにスペックは、CPUはC2D U9300でハードディスクはSATA 120GB、メモリは最大の3GBでした。
なのでイッちゃってる2.5インチハードディスクを、手持ちの160GBのものに入れ替えてWin10を試すことにします。
なお、メモリがやや少ないので32ビットのお試し版を入れてみます。
裏面のバッテリーとカバーを外してハードディスクを入れ替えます。
堅牢なボディタイプなのでハードディスク部分は分厚い柔らかなクッションのカバーが付いてます。
↓ ハードディスクを取り出したところ、黒いのが分厚いHDクッションカバー!
HD交換後にBIOSでDVDブートに変更してから、Win10システムDVDから立ち上げてインストールを進めます。
インストールが終わったら不足しているドライバが自動で入るのを待ちます。そのままにしていると画面がチラチラしてビデオドライバもはいったしく、その後デバイスマネージャーを確認するとドライバはすべてあたっていました。
↓ Win10で起動したところ、液晶右がやや暗い!
さて、動きはといえばあの激重OSのVISTA時代のモデルなので、まあWin10ではサクサクではないがぎりぎりの動きですかね。もし正式に使うならSSDに交換したほうがいいですな。
そしてキーボードのキーのない右Altキーは、頻繁に使うものではないのでそのままでもいいが、みっともないので廃棄予定のパソコンから近いものを取り外して取り付けておきました。
↓ 若干色が違うが、まあいいか...!?
そして新品なら10時間は持つというバッテリーは流石にヘタリが出ているが、それでもいまだ3時間30分は使える様子です。また、液晶の右端がやや暗いようですわ。
ということで外装クリーニングとハードディスクだけ交換で直ってWindows 10で動きました。
これはしばらくWin10で試してみてからどうするか考えます、キーボードも交換するなら手に入るようだけど、ほぼ使わない右Altキーが一つだけなのでこのままでいいとします。
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