SONY時代の元 VISTAの赤い VAIO VGN-CS62をWindows10へバージョンアップしました
今回は一般家庭の顧客よりWin7パソコンが2台あるが、アップグレードしてWin10では使えないでしょうかとの依頼です。
まあとにかく伺って診断後にアップグレードを検討します。
その2台はどちらもノートパソコンで、1台は富士通 FMV NB50Sという元XP機種でWin7にしてもらったものとか、さすがにこのタイプはもう激遅だしハードディスクもIDEタイプだしメモリも2GBまでとかでWin10へはできなくはないがほぼ無理でありますな。
そしてもう一台が VAIO VGN-CS62で、この機種は2009年発売のVISTA時代のものでWin7にして使っていたおしゃれな赤いカラーデザインのものです。
↓ 左がVAIO、右はFMVです!
スペックは、
Core 2 Duo P8600 2.4GHz
液晶 14.1 インチ
メモリ DDR2 PC2-6400 4GB
ハードディスク SATA 320GB
Windows Vista Home Premium
というものです。
まあこれならSSDにすればWin10で使えるでしょう。
ということでVAIOだけアップグレードにすることにしました。もともとFMVのほうはあまりに遅いので使ってなかったそうでせいぜい年賀状ソフトを使っていただけとのこと。
そしてオーナーよりFMVの住所録データだけ取り出してVAIOの方に入れてほしいとのこと。
なのでどちらもお預かりしての作業です。
持ち帰りまずその2台からデータを取り出します、どちらも遅いだけで動作に不具合はなく、時間がかかるがデータを取り出します。特にVAIOの方は音楽ファイルがどっさりと多少のエクセルとワードファイルがありました。メールはまったく使って無いそうでたまにプロバイダのOCNのWebメールで確認していたとのこと。今回はWin10にしたあとにサンダーバードでメール設定を入れることにします。
データ取り出しのあとはVAIOのシステムをクローンします。いつものクローンツールでまるごと240GBのSSDにクローンして、その後ディスクを入れ替えます。Win10で引っかかりそうなソフトを削除してからその後にアップグレードを行います。最近たまに引っかかるバージョン19.03ではなく18.09のインストールディスクで行います。どのみちアップデートでほっておけば最新になりますし。
↓ 各バージョンで作ってあるWin10インストールディスク、右下はお試し版
無事30分ほどで終わりWin10になりました。
あとはオーナーがログインして使っているグーグルクロームを入れてメインブラウザにし、アドビのPDFリーダーと、使っていたDVDソフトとオフィス2010を入れ直します。デバイスマネージャであたっていないドライバはFeliCaとマジックゲートだけで、そのへんはまったく使っていないので問題なしです。動きはというとサクサクで快適な動作です。
次にFMVの筆王の住所録を移します。調べると年賀状用の住所が200件ほど入っていたので、一旦CSVファイルとして取り出してから、Win10に新しい筆ぐるめをインストールして、「他ソフトからの取り込み」でそのファイルを読み込んで保存します。
あとは伺ったときにメール設定をサンダーバードに入れました。3年以上もメールソフトで受信してなかったそうでメールニュースや迷惑メールなどが5000通ほど受信していました。
その後プリンタをつないで設定しますが、かなり古いキヤノンのiP7500というプリンタで、なんとメーカーサイトにWin10のドライバが見当たりません。まあそういうときはドライバを入れずにUSBをつなげてプリンタ電源をいれれば自動で認識しドライバがあたります。無事認識して印刷設定もできるしプリント結果も問題ありませんでした。
これでデータもすべて移してVAIOがWindows10で使えるようになりました。
FMVのほうは引き取ってリサイクル行きとします。
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