友人のパソコンを入れ替え後に引き取ったフリーズしまくりのVistaデスクトップASUS P1-PH1をメンテ!
はいはい、今回もまたまた古いパソコンのメンテ記事ですよ、皆さんついてきてくださいね。
久々に旧友から連絡があり、数年前に案内して購入したパソコンが調子がおかしくなったので何とかしてほしいとのこと。
はいはい、そういえば6年くらい前にそれなりのやつをこれを買いなさいとか紹介したっけ!?
んで、最近まで普通に使っていたけど、このところしばしばフリーズするらしいです。
どうやら寿命なんでしょうかねぇ、はいはいご相談承りますよ!?
で、しばらくどうするかメールでやり取りした後に、予算も厳しいとのことなので、以前整備してそのままになっていた液晶がやけに綺麗な富士通の一体型 FMV LX50X/D をWin7にして格安で譲ることにしました。
前回の記事はこちらです→ 引き上げたVistaパソコンFMV LX50X/Dが不具合満載、その2
Vistaどまりで2014年の10月に整備したままになっていましたが、動作は問題ないので一回だけWin 7を入れてテストで使っていました。
その友人のマンションに伺い、フリーズ気味のVistaからなんとかデータを転送ツールで取り出してからFMV LX50X/Dに移しました。データを取り出すだけでなんと1時間半もかかり、その後のWin 7への取り込みは30分でした!!
お茶飲み話も作業も終わり友人宅を後にして、古い方のパソコンを持ち帰ってきました。
その本体は、ASUS P1-PH1 パンディット というVistaスリムタイプデスクトップで以前にもXPからWin7へバージョンアップで整備したことがあります。
引き上げからしばらくそのままにしていたのですが、3ヶ月ほどしてようやく時間ができたときにいじり始めました。
↓ ホワイトなスリムデスクトップ ASUS P1-PH1
まずはスペックです。
CPU : LGA775 Celeron D 341 2.93GHz
メモリ : DDR-2 667 1GB
チップセット : ATI Radeon Xpress 200
ハードディスク : ATA 250GB
というものです。
CPUとメモリがこれじゃVistaだったらドン亀状態ですよね、やつは良く使っていましたよね。後でその友人にねほり聞いたら、「使う本人もカメだからなんとかね」とか...なーるほど!?
まあ、それはともかく、このドンカメをなんとかしてみるかなといじってみました。
まずはメインのCPUを交換しましょう。
調べたらこのボードには775タイプの500番台のPrescott Pentium 4- 571 3.80GHzまでが載るらしいのですが、そうとうの発熱量らしいです。なつかしのPrescottペン4爆熱CPUですね。
やるからにはそれくらいのものを入れたいけど、ネットで調べたら中古ショップにもオークションにもほとんどPentium4 571 なんぞはありゃしない。P-4 600番台のシッダーミルは多少あるけどそれがこのP1-PH1で使えるかどうかがわからんし...
うーん、どうするか。
いろいろ探っているととあるオークションショップにP-4-550 3.4GHz が400円でありました。
これならたしか500番台の571から5番目くらい下のランクだし、このくらいならお試しにはいい感じなのでこれを早速オーダーしました。
2日後に届き、CPU入れ替えを行います。
ちなみにメモリは最大の2GBにし、内部もファンなどのホコリを払っておきます。
心配なのはCPUファンがASUS製のセンサーファンなんですが爆熱に対応できるのかどうかです。
ネット情報ではこのパンデットの571 3.80GHzの機種を使っているとの記事もみつかり、なんとか大丈夫らしいそうですが。
さっそくCeleron Dととりかえて装着します、ついでにCPUファンとヒートシンクもきれいに掃除してから、電源ファンに迫っているDVDドライブを長さの短いタイプに入れ替えます。とりつけてからまずはカバーなしで起動してみます。
↓ 上が元から入っていたドライブ、このくらい隙間が空きました!
↓ ケースなしで動作テスト中、このままだと熱くはないのだけど...
メモリ追加とCPU交換でかなり動作も改善されて、ひとまずフリーズはしなくなったようです。パフォーマンスもCPUが3.7から4.4へになりました。
ところがどうもハードディスクがかなりカリカリと音が出るし発熱も相当あります。
IDEタイプのウェスタンデジタルのものなのでそろそろ弱っているのだろうか、そこで低発熱タイプといわれる薄型のシーゲイトの160GBがあるのでそれに交換し、さらにWin7をインストールしてみます。
ドライバはビデオだけあたってないのでまたまたATI Radeon Xpress 200を前回同様手動で設定します。
こんどは本体カバーも取り付けて動作させてみます。
起動後はしばらくファンもゆっくり目ですが、負荷をかけていくとかなり回転が速くなります。BIOSでシステムモニターを見てみるとCPU温度が49度でファン回転数が2200から2380RPMぐらいでうなっています。カバーを外してみると46から47度、1800から2000RPMとなりファンの音もぐっと下がります。やはりスリムタイプだと熱がこもりがちですね。
うーむ、どうするか。内部にファンを付けるスペースもないし増設スロット部分のうしろのカバーを外すくらいがささやかな対応ですかね。
しかしこれで571 3.80GHzを入れると一体どうなるんだろう!?
そのあとで在庫のなかからプレスコットP-4の600番台の630 3.0GHzが入っている機種を発見したので、そこからはずして装着してみると問題なく認識され温度も46度あたりなので、次に試すなら670か672の3.8GHzならばそれほど激熱にはならないかもしれません。
ネットで探してみるとバカ高い中古パーツショップにはあるものの、前回買ったオークションなどには見当たりません。あるのはたぶん未対応のシッダーミルの600番台くらいです。
アキバでいろいろ歩けば見つかりそうだけど、最近はそんな気力はもうないのでこのままでしばらく様子を見ることにします。
※追記
ASUS P1-PH1パンディット CPU交換その後
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