今年2013年の5月頃からいろいろと業務で使うXPパソコンのバージョンアップを行ってきました。依頼元はほとんど個人事業者の商店主や小さな会社のお得意様なんですが、一部個人の方も行いました。ご家庭で使う分にはほぼ本体やノートパソコンの買い替えをオススメしているのですが、Windows 8がいやな方などからWindows 7への入れ替えもありました。
個人の方はソフトが対応しなくてもまあソフトの買い替えとかで済むのですが、業務用の場合はそうも行かずいろいろ大変でした。
なかなか費用もかけられないし、パーツの入れ替えや増設などを行ったら、すぐ稼動させないと仕事に差し支えます。
今回はそのへんのいろいろあった「難儀やなぁ!」なレポートです。
私の依頼元は、ドメインを使ったネットワークも無用で事務所のおばさん、 お姉さまが、経理ソフトやひとつのメールアドレスで連絡を行ったりするようなところなので、パソコンに詳しい社員もほぼいない状況でパソコンを使っています。
まずは経理ソフトのJDLやTKCとかの税理士さんに依頼しているソフトでドタバタがありました。
私はその辺の経理用ソフトは関知しないので、オーナーさんが出入りの税理事務所に頼んで、Win7対応のバージョンを入れたりするのですが、バックアップの不手際やインストールディスクを間違えて持ってきたりで、そのたびにやり直したりして手間がかかったりしています。
TKCの場合は、税理士事務所でバックアップファイルが見当たらないとかで大騒ぎとなり、幸いXPの時のデータファイルとプログロムファイルをまるごと保管してあったので、そのなかから後日読み込みができたのでなんとか半年分とかの経理データが元に戻りました。
ちなみにデータ移動したときとかは、私のところで1ヶ月ほどはそのパソコンの必要と思われるデータなどを保管しておくんです。
とある商店ではタイムカードと連動したソフトが動かず、給料計算ができなくなりやはりバタバタしていました。原因はやり方が非常にわかりにくい対応パッチファイルの入れ間違いで、オーナーさんでは解決せず私がよばれて再設定を行い、ぎりぎりお給料日に間に合いました。
そしてある事務所ではお役所入札用のソフトでつかうUSB接続のアダプターが認識せず、急遽よばれて伺って対応です、メーカーのサイトになんとかドライバーがあったので使用することができました。しかしWindows 7の32ビットのみ対応だったので、64ビットを入れてたら(32ビットでインストールしていた)危なかったです。Win7インストール時に迷ったのですがメモリも4GBと少なかったので32ビットにしたのが幸いでした。
また、防犯カメラと録画機をパソコンにつないである店舗でも、オーナーさんでは再インストールと設定がむずかしくてこちらへ依頼があったり(専門業者に頼むと費用がメチャ高いとか!)、オンライン業務ソフトがインターネットエクスプローラのバージョンがIE9までしか動かず、アップデートで自動的にIE10になっちゃうので元に戻したりとか、まあ大変でした。
いちばんてこずった部分は、やはりメールソフトの変更です。使い方を教えろとかが一番の問題でした。
それまでXPだとみなさんアウトルックエキスプレスを使っていたので、それを変更するとなるとLive mailかOutlook2007か2010とかになりますが、特に指定が無ければやや簡単なほうのLive mail 2012にしています。
Outlook2007か2010にすると質問の嵐になるので大変です。ボタンが多いのでわからんとか、画面がカレンダーみたいなのになっちゃったけど..とか、使い方をおしえてくれ電話ばかりかかってきちゃいます。
Live mailだって、今までと違ってアカウントが複数だとずらりと個別のフォルダができるので混乱しちゃうみたいです。アドレス帳もあて先が探しにくいですし。
ということで業務用のパソコンはホントいろいろと厄介です。
オーナー様の仕事に支障が無いようにデータはすべて新しいパソコンへ移しますが、業務専門ソフトだけは基本は私はいじらないようにしています、でも頼まれればなんとかしていますので。
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