スタイリッシュスリムPCの電源交換でベリー難儀やなぁ!?
季節はいつのまにか秋になっちゃって、さすがに半そではややきついかと思いきや
昼間の日差しがなんだか初夏のような日もある今日この頃です!?
なんだか季節の挨拶がやりにくい今年の気候ですが、そんなことはともかくも...
今回の修理は久々の難儀度Cの(なんのこっちゃ...)案件でした。
とある個人宅のオーナー様より依頼があり、9月頃よりたびたびフリーズするとのことで
修理依頼がありました。
伺ってみるとなかなかのスタイリッシュ(いまどき使わんよね..)なデスクトップPCであります。
↓こんな感じのスリムホワイトパソコンです。ショップオリジナルらしいです。
起動して確認するも10分ほどでフリーズします。
どうやらハード的な症状なので一旦あずかって診断することにしました。
持ち帰って内部を確認すると、目視ではマザーボードには特に以上は無くどうやら電源らしいので本体からはずしカバーを開けてみると、コンデンサが数本パンクしております。
うーむ、やはりこの夏の暑さには耐えられなかったのか、このところの修理依頼の定番であります。
ひとまず他の電源につないで検証するとまったく問題なく動作します。
念のため複数のソフトを立ち上げて負荷をかけても大丈夫のようで、電源を交換すれば大丈夫な様子です。
ところがここからが難儀でした。
特殊なスリムタイプなPCケースのせいか、通常のATX電源が使えず同じサイズの電源がありません。
横幅が125mm、縦幅が80mmというコンパクトタイプで近くのパソコンショップでは扱っておらず、ネットで探すも同じものは見当たらず、ようやく横幅のみ同じタイプが見つかりました。
しかも通常のタイプよりも割高でためらってしまいました。
で、オーナーに「ケースごと通常のマイクロATXあたりにしてはどうか」と提案するも、「ケースのデザインが気に入っているのでそのまま使いたい」とおっしゃるのです。
仕方が無いのでその同じ横幅の電源を取り寄せます。
パーツが届くまで内部の清掃とハードディスクのチェックなどを行い、宅配便で届くと修理作業再開です。
とりよせたものは、サイズ(scythe)のENP-2730H-2というコンパクトタイプです。
取り付けようとすると、さっそくここでトラブル発覚です!
なんとサイズは合うものの取り付けネジ穴が一致しません!!
こんなもの規格が同じと思いきや、ぜんぜん違うところにインチネジが空いております。
でなんとか位置を確認すると2ヶ所はネジが入ったのですが、そのままでは縦置きでの使用がメチャ不安です。
↓そりゃそうだよ、こんなに隙間空いているし...
うーむ、どうするか。
思案の結果、あと1ヶ所とめれば3点支持で問題なさそうです(なんだそりゃ..)
ここでネジ穴の補助パーツとしてテーブル製作などに使う金具がピッタリ合いそうなので100円ショップで数個買って来ました。
そのなかの1枚がネジ穴がなんとか合ったので取り付けます。
↓こんなかんじ、不安一杯に見えるけどガッチリ固定されてます。
矢印の近くのひだりのネジはボルトとナットで止めてあります。
パソコン組立でボルトナットを使うなんて..初めてです。
時間があればアルミパネルできれいにしたいところですが。
それに見てくれが悪いのでオーナー様がどうなのかさらに不安ですですけど..
組み立て完了し、翌日に届けていきさつを説明すると、まあガッチリ固定されているので納得された様子です。どうせ後ろ側だし見えないからとのことですが。
その日はそれで終了して、後日オーナーに確認したところ、「こころなしスピードも速くなったような気がします」とのことで!?まあ問題ないようです。
うーん、まあ今回も疲れたけど結果OKということで...
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◇ パソコン訪問修理とパソコン訪問教室講師やってます * Takamaru *
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